小笠原のウミウシ その2

私は、10年以上趣味でウミウシを探し続けているウミウシ好きです。

このブログに書くのは二回目になりますが、今回もウミウシの紹介です。

今回も小笠原での出張中、仕事の合間の自由時間にシュノーケリングでウミウシを探してきました。

 

ウミウシを探すコツは

・見落とさないように、ゆっくり探す

・カイメンなど、餌となる固着生物が多い場所を探す

・岩の裏も探す

・干潮時に探す

です。

 

―写真1 父島の小港海岸

 

ということで、海岸にやってきました。

 

―写真2 転石の裏 その1

 

まずは手頃なサイズの岩を、ひたすらひっくり返します。

※ひっくり返したら、岩は必ず元に戻しましょう。また、ガンガゼなどでケガをしないように要注意です。

この岩は、カイメンなどがたくさんついていてカラフルな岩ですね(ピンぼけです・・・)。

ここならウミウシがいるかもしれません。

 

―写真3 転石の裏 その2

 

―写真4 モンコウミウシ

 

いました。小さすぎて見落とすところでした。10mm程度。黄色い縁取りと紫の点々が特徴です。

 

これは初めて見ました。

本当にいない場所では、いくら探してもウミウシはいませんが、

岩を5〜10個ひっくり返して一匹見つかれば、かなりの勝率です。すばらしい磯ですね。

この調子で探していきます。

 

―写真5 ホンクロシタナシウミウシ

 

二匹いました。25mm程度。真っ黒い体とコップ状の鰓が特徴です。

―写真6 オカダウミウシ

 

ウミウシの中でも最小も部類です。割とどこにでもいますし、赤いので見つけやすいです。

 

―写真7 ヨゾラミドリガイ

 

草食のウミウシの仲間です。約10mm。名前のとおりの外見です。岩の上にいました。

 

―写真8 ブチウミウシ

 

30mmほどのパンダみたいなウミウシです。昔、インドネシアのマングローブ林の周りでたくさん見かけました。日本で見るのは初めてで、久しぶりの出会いでした。

―写真9 タヌキイロウミウシ

 

60mmほどの比較的大きなウミウシです。洞窟の中にいました。周りに体色と同じ色のカイメンがあるので、これを食べているのではないでしょうか?洞窟の中など暗い場所では、海藻も珊瑚も棲めないため、代わりにカイメンなどウミウシの餌となる固着生物が多い気がします。一方で、暗くて探しづらいのですが・・・。

 

以上です。

ウミウシ探しは、どの種類が見つかるか全く想像できないところにワクワク感があります。それから、そう簡単に姿を見せてくれないところも魅力ですね。

 

大原



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