アウトリガーレース(貞頼杯人力発見レース)観戦

7月17日、海の日(祝日)に扇浦で開かれたアウトリガーレースを観戦しに行きました。毎年、開催されているようですが、観戦したのは今回が初めてでした。

朝9時に扇浦に着くと、ちょうど開会の挨拶が始まるところでした。バドミントン仲間に応援を頼まれて見に来たのですが、たくさんの人が参加しているのに驚きました。

アウトリガーレースは、男子、女子、それに男女混合の3つの組に分かれて、各組1チーム4名からなるチーム同士で対戦します。赤と白のアウトリガーに乗って競うわけですが、各組の上位4チームが午後の部の決勝に進むタイムレースです。スタートの合図とともに砂浜に置いた船を押して海に出ます。それから櫂で船をこいで100mほど離れたブイを回って砂浜に建てられたフラッグをとるまでの時間を競います。船をこぐ体力はもちろんですが、櫂を舵代わりにして如何に早くブイを回って帰ってくるのかが勝負の分かれ目のようです。

赤(左)、白(右)のアウトリガーが沖のブイを回って砂浜を目指し(上段)、砂浜のフラッグに飛び込む(下段)

参加チームは、大人のチームだけで63チーム、1チーム4名だと約240名もの人がレースに参加したことになります。知った人がたくさんいて、コスチュームもただの水着だけでなくインディアン、看護師、防護服など様々で見ているだけでも飽きません。

午前中に予選が行われて、午後から各組ベスト4による準決勝、決勝が行われました。ベスト4の争いになるとどのチームもほとんど力に差がなく、決勝戦はどの組も2分台前半の息詰まる対戦ばかりでした。

女子と混合の優勝チームに1名ずつマイマイケアスタッフが入っていたのに驚きました。普段はあまり見せませんが、腕力も一級品ですね。ご苦労様でした。来年は、見るだけでなく是非参加したいものです。

午後の部各組ベスト4の対戦結果(左から、男女混合、女子、男子)

北浦



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