グリーンアノールに捕らえられたオガサワラタマムシ

2012年6月27日母島堺ヶ岳にて、オガサワラタマムシが頭から丸のみにされている場面を目にしました。
 

目撃時の状況(永野裕 撮影)

 

咥えなおす行動で頭部と胸部が分離した状態(永野裕 撮影)

これまで大きくて堅い体を持つオガサワラタマムシは、アノールでも食べることは出来ないと言われていたので、とても驚きました。

大きな昆虫の羽音が聞こえた直後にこの状況を見たので、もしかするとアノールは、タマムシが飛んで来るのを待っていたのではないか?とも思いました。このような目撃事例は初めてですが、もしかすると人目に触れないところで度々起こっていることなのかもしれません。

アノールが小笠原の固有昆虫を食べている衝撃的とも言える写真ですが、当のアノールも、人間によって本来の生息地ではない場所に連れてこられたという経緯があります。外来種対策として、まずは侵入させないことが大事であると考えさせられた場面でした。

永野

参考文献
永野裕・児嶋翼・岸本年郎 Sayabane, new series, (24) 35 2016年12月



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