道でうごめくこの影は…

小笠原では、11〜12月になると時折道ばたでうずくまる物体を見かけることがあります。
つい先日も、母島の街灯付近でもぞもぞ動いている影を見つけました。
一体何かと近づいてみると、その正体は巣立ったばかりの「オナガミズナギドリ」の若鳥でした。

道ばたでうずくまるミズナギドリ
道ばたでうずくまるミズナギドリ

なぜ道ばたにいるのかというと、人工照明の光に引き寄せられてしまい、巣立ったばかりであまり飛ぶのが上手でないために不時着してしまうようです。
不時着しても、無人島であれば朝までに海に飛んで帰ると考えられていますが、父島・母島では海に帰る前に車に轢かれたり、ネコに襲われたりしてしまいます。
そこで、父島・母島では小笠原自然文化研究所(I-BO)が主体となり、画像のようなポスターを掲示し救助活動を呼びかけています。

集落に掲示したミズナギドリ救助を呼びかけるポスター

1羽でも多くの若鳥を救うため、もし不時着したミズナギドリを見つけたら記載された連絡先への通報をお願いします。
深夜等連絡が付かない場合には、段ボール箱に入れて一晩保護した後に再度連絡をお願いします。

段ボール箱に入れて保護したミズナギドリ

 

芦澤



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